ページ

2016年6月20日月曜日

本ブログは役割終了

『フィンランドの教育をゆる〜く考える会』

はだいぶ以前より、FACEBOOKに移行しました。

https://www.facebook.com/finnishlanguageteaching/

代表:笹島茂

次回

日時:2016年6月25日(土)2時〜5時 
場所:早稲田大学 早稲田キャンパス 3号館704教室 
テーマ:「私が見たフィンランドーそれぞれのフィンランド」
発表予定:
1「ヘルシンキとオウルの学校などを学生と訪れて」
  笹島茂
2「東洋英和女学院大学の学生が見たフィンランド」 
  一ノ関沙耶、高城風葵、遠藤まりな、清野碧
3「上智大学の学生が見たフィンランド」
  湯山惠美、橘望美、長嶋理恵、半田絵美里、秋山祥子他
4 他(参加者の方から)
5 意見交換
報告書
https://app.box.com/s/i8rztz84pg6atyte4cec8uv438dpugmk
また、いつもの会と同じですが、それぞれの参加者の方と、フィンランドの最近の動向などを共有したいと思います。ただ話を聞くだけではなく語り合いましょう。予定してください。

2015年6月13日土曜日

フィンランドの教育についてゆる〜く考える会6

フィンランドの教育についてゆる〜く考える会6

すっかりこのブログの更新をさぼってしまいました。会の案内はFACEBOOKで十分かと思うようになり、また、Ei oppi ojaan kaadaでも提供しています。

この会にも多くの方が関心を寄せていただき、毎回多くの方が集まるようになりました。今回は、下記の内容です。

日時:6月20日(土) 3時〜5時
場所:早稲田大学 3号館 404
内容:フィンランドでの学びについて
1. 岡本 将人『僕が知ってる日本とフィンランド』
2. 小林礼佳『「教室に入るとそこは……』
3. 本多 雄伸 『フィンランドの教育制度改革について』

岡本くんはまだ小学生ですが、小学生の目から見た日本を話してくれます。小林さんは、フィンランドでの教育実習の体験を話してくれます。本多さんは、フィンランド語を教え、フィンランドとの長いつきあいの中で、話してくれます。

ぜひご参集ください。

世話人:笹島茂、末森咲、荊 紅涛、太田垣慶
sasajima.s@toyoeiwa.ac.jp

2015年1月14日水曜日

フィンランドの教育についてゆる〜く考える会5

お待たせしました。

今回は、末森咲さんが企画してくれました。ぜひ予定してください。また、いつものとおり、荊紅涛さんが場所をとってくれました。

また、フィンランドを語りましょう!

今回はフィンランド、タンペレ出身のミッラさんと末森が発表します。ミッラさんはフィンランドのシュタイナー学校で学び、タンペレ大学で社会学の修士課程を修了しました。修士論文では、日本の教育に関することを扱ったそうです。現在、日本で働くことも視野に入れています。会では、フィンランドの教育の課題や日本にはあまり情報が入ってこないフィンランドの教育の最近の情報などいろいろなお話が聞けると思います!また今回は、教育や留学などに関して意見交換できる機会となればと思い、自由に意見交換する時間を設けました。
お誘い合わせの上、ぜひご参加下さい!

フィンランドの教育についてゆる〜く考える会5

日時:2月14日(土) 13:00-16:00
場所:早稲田大学早稲田キャンパス26号館(大隈記念タワー)602教室
内容:
13:00-13:10 あいさつ、自己紹介
13:10-13:40 Milla Kumpulainenさん 「フィンランドの学校教育の現状と課題」
13:40-14:10 末森咲「教員養成制度から考えるフィンランドの言語教育」
14:20頃-16:00 フィンランドの教育、留学などについて自由に意見交換

予約不要、参加無料
発表は日本語で行いますが、英語などによる質疑応答も可能です。

Facebook: https://www.facebook.com/finnishlanguageteaching

2014年12月11日木曜日

フィンランドの教育についてゆる〜く考える会4報告

フィンランドの教育についてゆる〜く考える会 4 報告

日時:2014年12月6日(土)1時〜5時

場所:早稲田大学 14号館     403教室

内容:フィンランドと私

今回は、いままでと違い、たくさんの方にそれぞれの話したいことを話していただきました。参加者も多様で、遠くから参加していただいた方もいました。ありがとうございます。


教育という話題は何でも関連するし、また、言語もそうです。私は英語教育を主に言語教育や言語教師に興味があり、また、フィンランドという国や文化についても関心があり、この会を末森さんと始めました。毎回たいへん勉強になり、おもしろく聞かせてもらっています。

特に、反省している点は、研究だけを目的にしていると狭いところしか見えないということです。私がフィンランドを訪れる目的はフィンランドの英語教師と英語教育の調査です。ですから、訪ねてもそれだけしか見ていなくて、ずいぶんと知らないことが多いということがわかってきました。一人の知識や経験は限られています。その点から6人の方の話はとても興味深く聞きました。

以下、簡単に感想を述べておきます。 

1 清水夏希さん 「フィンランド現地小学校へインターンシップした経験から」

清水さんは、フィンランドの小学校を中心に1年間現地の先生や生徒と教育交流をした。Forsaというまちの学校で過ごしたそうです。日本の小学校でも英語教育が本格的にスタートする関係から、フィンランドの英語教育について話してくれた。フィンランドのようにはいかないかもしれないが、どうせやるのならばきちんと英語を教え、学んだほうがよいのではないかと、清水さんは言っていました。私も同感です。課題は山積みですが、実際にフィンランドで体験したことを今後も大いに生かされると思います。

岡本美奈さん 「フィンランドと子育て」


岡本さんは、この話の直前にフィンランドに息子さんと旅行してきたくらいフィンランドを愛している方です。話しを聞いていて、それがよくわかりました。もちろんフィンランドもいろいろと問題がありますが、教育については現在の日本よりはいい面がたくさんあると、私も思います。岡本さんは、「学び」ということについて実践的に考えていて、子供一人ひとりの個性に応じた学びが提供される環境が整備されることを望んでいるようです。子育てたいへんだと思いますが、それに関して積極的に活動している姿が頼もしく思いました。ぜひこの会でも応援したいですね。

池上彩さん  「Hankasalmiの学校と生徒の様子」


池上さんは、Hankasalmiというまちで清水さんと同様にインターシップを経験しました。仕事を休んで1年行くというのはけっこうたいへんだと思いますが、とてもよい体験だったようです。本当はアフリカかどこかに行きたかったそうですが、たまたまフィンランドとの出会いがあったようです。学校のシステムの話をしてくれましたが、日本と違い効率よく働き、教師が自分の生活を大切にしていることが印象に残ったようです。

ここで休憩をとり、参加者同士で様々に交流していました。

渡邉理子さん   「Saamiの人々」

渡邉さんは、オウル大学に1年留学していました。現在は日本の会社で忙しく働いている仕事の合間に来ていただきました。暮れにはフィンランドにまた行ってくるそうです。元気な人です。今回は、ラップランドに居住しているSaamiの人たちのことを話してくれました。Saamiの人たちことはあまり知らなかったので興味深く聞きました。日本のアイヌの人たちと比べると圧倒的に認められていて、法整備もしっかりしているようです。日本も見習うべきでしょうが、そうはなりそうもありません。大学の授業の中でSaamiのプログラムがあり、現地も訪れたそうです。Saamiはフィンランドの学習指導要領でもきちんと触れられているので、参考になりました。







山口晶子さん 「わたしが出会ったフィンランドの人々」

Marimekko Iloinen Takkiという服の話をしてくれました。Vuokkoというデザイナーがデザインした服だそうです。私はまったく知らない世界で勉強になりました。そう言えばこの服見たことありました。山口さんもちょっと前にフィンランドにいて、彼女に直接会ったそうです。楽しそうに話していたのが印象的でした。やはり人間は好きなことをすることが大事だと思いました。教育とはまったく関係なさそうですが、フィンランドの人と会うと多くの人が自分の世界を持っているように思います。個人主義と簡単に言う人がいますが、ちょっと違うと思っています。山口さんの話を聞いていたらちょっとわかりました。

太田垣慶さん 「Slushとフィンランドのスタートアップ文化について」


Slushとは何かということもまったく知らなかったので、これも私には新鮮でした。太田垣さんはやはりちょっと前にヘルシンキで開かれたその集まりに参加したそうです。




そのページよれば、Slush(スラッシュ)は、新興企業や技術分野を担う方々に、世界中から集まる一流のグローバル投資家、エグゼクティブ、メディアとの出会いの場を提供することが一番の目的です。Slush 2014は、11月18日と19日の2日間に渡りヘルシンキで開催され、1万人の参加者と2,500社以上の企業が参加します。Slushは、企業家、投資家、学生、音楽フェスティバル主催者のコミュニティによって統括される非営利型のイベントです。当初は300人規模でありましたが、現在はこの業界内で有数のイベントにまで発展しました。その哲学は今も変わることなく、「世界中への発展を目指す、次世代の一流企業が前進するように支援」を掲げます。



太田垣さんが言っていたように、多くの学生が運営に参加しているということがとてもよいと思いました。かなり大きな集まりで、フィンランドがこのような新興分野への投資に力を入れていることがよくわかりました。話を聞きながら、フィンランドは、日本のアプローチの仕方と微妙に違う、という印象が、このようなイベントにもあることにも気づきました。教育でも同じようにもっと柔軟に展開できれば少しはよくなるのかなあと考えました。

みなさん、ありがとうございます。

文責:笹島茂

会の世話人:末森咲、太田垣慶、荊紅涛

2014年10月13日月曜日

フィンランドの教育についてゆる〜く考える会4


今回から、会の名称をちょっと変えて、

フィンランドの教育についてゆる〜く考える会 4

として、主に言語(英語)教育関連としたいと思います。というのは、英語教育のことを話していると、結局、教育全般にかかわるので、「教育」としたほうが適切のようです。

ということで、ご無沙汰しました。次回の会合の連絡です。

日時:2014年12月6日(土)1時〜5時

場所:早稲田大学 14号館     403教室

内容:フィンランドと私

趣旨:前回と同様ですが、留学した方の体験談、フィンランドへの興味関心、フィンランドとのかかわり、など。教育をめぐって、何人かの人に話題提供をしていただき、それについてみなさんでわいわいと話しましょう。

話者とタイトル: 

清水夏希さん 「フィンランド現地小学校へインターンシップした経験から」
岡本美奈さん 「フィンランドと子育て」
池上彩さん  「Hankasalmiの学校と生徒の様子」
渡邉理子さん   「Saamiの人々」
山口晶子さん 「わたしが出会ったフィンランドの人々」
大田垣慶さん 「Slushとフィンランドのスタートアップ文化について」


どなたでも参加できます。気楽に来てください。参加費も必要ありません。遅刻早退けっこうです。

世話人:笹島茂、末森咲、荊紅涛

2014年7月13日日曜日

フィンランドの言語(英語)教育についてゆる〜く考える会3報告

フィンランドの言語(英語)教育についてゆる〜く考える会3報告

楽しい会をありがとうございました。20人近く集まっていただき、前回に続き大盛況でした。早稲田大学の荊さんが場所を設定してくれて助かりました。また、大田垣さんが、facebookで宣伝していただき、フィンランド大使館の方も来ていただき、ますますこのゆる〜く考える会が、ゆる〜く広がっていくのを感じ、うれしいかぎりです。

さて、今回もフィンランドでの体験をあれこれを聞き、様々に話を共有することで、フィンランドを理解し、交流を盛んにしたいという趣旨で集まりました。今回の話題提供者は、吉田陽香さんと飯田夏子さんにお願いし、「オウルで学んだ1年間」と「フィンランドの先生について」というタイトルで話してもらいました。 

以下は、笹島の感想です。

吉田さんの「オウルでの1年間」

吉田さんは高校生と立場で、飯田さん教師という立場で1年間フィンランドでフィンランドの人たちの暮らし、生徒としての学校生活、教師としての学校教育支援というかたちで、日本の教育環境と比較しながら、フィンランドの教育について話してくれました。

吉田さんの高校での体験は、日本のシステムでいうと、大学での学習に似ていると言えるでしょう。学校は授業を受けるところで、それ以外の関係性は学校のシステムとしてはない。吉田さんは、その中で、おそらく必死にいろいろと努力したのでしょう。そのような吉田さんをそっと見ながら、さりげなく助けてくれるフィンランドの人たちがいるというのは納得します。

吉田さんの高校生活を聞いて、フィンランドの自律学習の意味が少し分かったような気がしました。また、吉田さんが、フィンランドでさらに学びたいという気持ちになったのもよく分かりました。日本の学校教育システムはけっこう息苦しいところがありますが、フィンランドは、私が感じたように、サバサバしていると感じました。だめなものはだめ、よいものはよい、です。

きちんと自分の考えを伝えることの重要性は肌で感じたようです。これは頭では分かってもなかなか実行できない面が日本の文化の中には根付いています。日本でははっきりと言うとどうしても角が立ちます。その面では、Intercultural Communicative Competence(文化間理解能力:自分とは異なるものを受け入れる、それに対処する力)は、フィンランドは、Finnish National Core Curriculum(日本の学習指導要領相当)でも言われているとおり、きちんと実行しているような印象を持ちます。

そのような点を、吉田春香さんはフィンランドの留学で身につけてのではないかと思います。堂々とした発表を見て、とてもよい経験をしたのだと思いました。

飯田さんの「フィンランドの先生について」

飯田さんは日々の忙しい仕事の中でふと考え、どこか外国でインターンシップを経験したいと思ったようです。ということでフィンランドで1年間過ごしました。フィンランドを選んだのはほぼ直感で、英語の教師をしているから英語圏でというよりも、英語+αのあるフィンランドを選んだそうです。

フィンランドはもちろん教育で有名な点にも興味がありました。タンペレ市の近くのオリベシ市の中学校で活動することになりました。しかし、行ってはみたものの特に何をするということも決まっている訳ではなく、自分で仕事を見つけなくてはならなかったというのは、実にフィンランドらしいと思いました。

日本の中学校とはだいぶ違う文化を体験したことは言うまでもありません。特に、教師の1日を比較した次の表を見たら、日本の中学校の先生はみんな辞めてフィンランドへ行ってしまうのではないかと思います。


















その他も、フィンランドの先生と日本の先生を比較した話は、たいへん勉強になりました。なるほどと思いました。ほぼ私の理解と同じでした。

終了後に飯田さんとも話しましたが、まずは先生の健康だとつくづく思います。無理して働き過ぎることはよくない。まずは自分あってのものですから、自分を犠牲にしてまで生徒のため、学校のためはでは決してよいことではないのです。が、日本はそうもいかないことも多々あるのが現実です。飯田さんの話を聞いていて、なぜなんだろうと改めて思いました。

フィンランドに多くの人が興味を持っています。特にこの会に集まる人はそうです。が、やはりいいところがたくさんあります。私はフィンランドに暮らしたことはありませんが、都合10回以上訪れています。それでも私が見ているフィンランドは断片的で、このように話を聞くといろいろなことが分かります。

ありがとうございました。

さて、話を聞くだけでは限られてしまうので、このようなブログにそれぞれの体験を書いていただくことで、もう少し共有範囲を広げたいと思います。ぜひ協力してください。

これからちょとしたエピソードを依頼しますのでぜひ書いてください。写真や絵がついてもかまいません。話題は何でもけっこうです。フィンランドのことを書いてください。

フィンランドの方にも読んでもらいたいので、英語でお願いします。末森さんと考えてから、また依頼します。

だらだらと長くなりました。では、また。次回は11月か12月頃です。





2014年6月11日水曜日

フィンランドの言語(英語)教育についてゆる〜く考える会3

フィンランドの言語(英語)教育についてゆる〜く考える会3

日時:2014年7月12日(土)3時〜5時
場所:早稲田大学(早稲田キャンパス) 
   11号館 802教室

フィンランドでの体験をあれこれ

話題提供者

1 飯田夏子さん 「フィンランドの先生について」 
2 吉田陽香さん 「オウルで学んだ1年間」     
3 笹島茂 「教員養成について」 
4 他

今回も、フィンランドで教育体験をした人の話を聞きたいと思います。スピーカーは、学校の先生という立場でフィンランドを経験した飯田さんと、高校生という立場でフィンランドを経験した吉田さんの2人から、主に話しを聞く予定です。他にも何人かお願いする予定です。いろいろな体験を互いにシェアしたいと思います。ぜひ、集まってください。話はいつものとおり、気楽にゆる〜くいきます。



2014年2月9日日曜日

Riitta Jaatinenさんの話を聞く

フィンランドで学習を経験した人を囲んで話を聞く会を開催しようと思っていましたが、ちょっと日程があわずのびのびになっています。

その前に、以前話したとおり、フィンランドから鳴門教育大学に研究で来ている

タンペレ大学のリイタ・ヤーティネン先生を招いて話を聞く会をやります。日程などは下記のとおりです。

Riitta Jaatinen(Tampere大学)氏講演会

日時:2014年4月19日(土) 3時〜5時
場所:立教大学 池袋キャンパス 14号館502教室

Riitta Jaatinen (Tampere University, Finland)

The Finnish School and Research-based Teacher Education
- A Case Study of a Finnish Teacher Education Programme

JACET 言語教師認知研究会が主催ですが、「フィンランドの教育についてゆる〜く考える会」が企画しましたので、みなさんもどうぞ参加してください。

終了後、食事会をする予定です。リイタ・ヤーティネン先生を囲んで語らいましょう。

4月19日、Riitta先生の講演後に夕食会を行います。
参加希望の方は末森へ(saki.suemori@gmail.com)ご連絡下さい。

夕食会詳細
日時:4月19日 17:30-20:00
場所:アインソフソア池袋 http://ain-soph.jp/soar.html
会費:3500円

2013年12月1日日曜日

フィンランドの言語(英語)教育についてゆる〜く考える会2 報告

フィンランドの言語(英語)教育についてゆる〜く考える会2

11月30日に予定通り実施しました。参加した方は、前回よりも多くなりました。

島岡さん、荊さん、飯田さん、山里さん、草薙さん、小嶋さん、今坂さん、大田垣さん、清水さん、吉田1さん、吉田2さん、深谷さん(+1)

ご参加ありがとうございました。

また、上条さん、飯島さん、末森さん 発表ありがとうございました。

今回は、様々な背景の方が参加していただき、もっといろいろとフィンランドでの学びについて意見を交換できればよかったなと反省しています。

ただ、雑談や交流の中で、互いに情報交換ができたようです。私自身も多くの方とまた知り合いになれてうれしく思っています。

上条さんは長くフィンランドにいましたので、私の知らない多くことを話してもらいました。興味深く聞きました。フィンランドは小さな国ですが、魅力ある国ですが、やはり学ぶために居住するとなるとけっこうたいへんのようです。私はいつも短期間しかフィンランドには滞在しないし、いつも忙しくリサーチをしているので、あまり普段の生活を味わったことがありません。いろいろと個人の生活体験や学習体験を聞くのは参考になります。

飯島さんははじめて訪れたヘルシンキのロシア語のバイリンガル校をことを話してくれました。特別支援という視点から学校を見るということも重要だと思いました。日本のシステムとフィンランドのシステムは異なります。フィンランドの教育はやはり手厚いと感じます。これは教育全体に言えることのようですが、反面、厳しさもあり、自律を促すことが徹底しています。飯島さんもフィンランドに興味を持ってくれたことはうれしいことです。

末森さんは、この会を私といっしょにやってくれています。今回は、教員養成や教育実習などについて日本での経験とフィンランドでの経験を話してくれました。これは私もとても興味があります。教師になるということ、教えるということ、また、それを学ぶということは、それほど簡単ではありません。フィンランドは、教育を大切にしています。その要となるのが教師と考え、この養成を重要視しています。それに比べると、日本は軽視している訳ではありませんが、個々の人やこれまでの伝統的な力に依存して、かなり複雑に発達しているような気がします。「登壇実習」という用語を聞いてそう思いました。

さて、次回は、タンペレ大学のRiitta Jaatinen先生を招いて実施しようと計画しています。時期はまだ未定です。あるいは、その前に二つほど企画できたらしたいと思います。

1フィンランドで小学校や中学校や高校で学習体験した人、あるいは、日本語などを教えた体験などをした人に集まってもらい、フィンランドの学習について考える

2フィンランドの方で現在日本で勉強している人に集まってもらい、日本とフィンランドの学びの体験を語る

あるいは、他に何か企画がありましたらご連絡ください。

〜〜〜〜〜感想〜〜〜〜〜

笹島さんの感想

多くの人が集まっていただき、フィンランドに多くの人が関心を持っているのだなとあらためて思いました。私は、11月のはじめにヘルシンキとトウルクを訪ねました。教育実習生の調査とCLIL(科目内容と言語を統合した学習)という教育の調査です。また、トウルク大学の付属学校の校長先生と話して、日本人の先生方のためのCLIL研修会とフィンランドの教育体験をしようという企画を考えています。応援してください。会の後もお話しができたので、なかなか有意義な会でした。参加してくれたみなさんありがとうございます。では、また。

末森さんの感想


今回も様々な観点からフィンランドの教育について考えることができ、とても有意義でした。私自身も教員養成制度の観点からお話することができ、自分の経験を振り返る良い機会となりました。今回、新たに参加される方も多く、いろいろと意見を交換することができ、良かったです。今後さらにフィンランドの教育に興味を持つ人が増えていくと良いなと思います。

上条さんの感想

この度は、本当に貴重な機会にお声がけ頂きありがとうございました。研究からは、ここ2年離れていたので、また近いうちに、研究畑に戻りたいなと思える時間でした。みなさまともFinlandを通して、是非、今後とも情報交換が出来れば幸いです。

飯島さんの感想

昨日はとても素敵な会にお誘い頂きありがとうございました。フィンランドについてもっと知りたくなりました。また、年間を通して住んでみたくもなりました。いろいろなところから情報を集めて、チャンスがあればいつても行けるように準備をしていこうと思いました。

清水さんの感想

昨日は「フィンランドの言語(英語)教育についてゆる〜く考える会2」へ参加させていただき、ありがとうございました。フィンランドという点で、様々な方とつながり、実際にフィンランドにいらっしゃった方のお話を直接お聞きすることかでき、大変貴重な機会であると同時に刺激的な場でした。

吉田さんの感想

初めてお目にかかったばかりの方々でしたが、北欧の国、フィンランドを核に集う方々だったせいか、とても居心地がよく充実した時間を過ごさせていただきました。フィンランドの教育にも問題があり、今後の日本の教育が学ぶべき面がたくさんあるけれど、それを実現するためには日本には壁があると感じました。一番感じたのは、教師は本来の仕事(教育)に振り分ける時間が足りないのでは?ということです。日本人は真面目だから、必要と義務づけられればどんなことをしてもそれを遂行し、決して投げ出さずサービス残業・休日出勤をしてでもこなして行くでしょう。19時過ぎまで仕事をして、21時近くに帰宅という状況下では余裕のない生活となり、教育の理想や目標があってもそれに対し、向き合う十分な時間が取れないのではないかと感じました。フィンランドの教師の『16時に帰宅』という事実は羨ましい環境だと改めて感じました。







2013年9月30日月曜日

フィンランドの言語(英語)教育についてゆる〜く考える会2


フィンランドの言語(英語)教育についてゆる〜く考える会2

第1回に続き、フィンランドの教育、主に言語(英語)教育について、情報交換し、交流を深め、より深く理解する予定です。学術的ではありませんのでご了承ください。フィンランドにゆかりのある方、フィンランドに興味のある方などなど、どなたでもけっこうです。ご参加をお待ちしています。

第2回は、フィンランドの学びについて、言語だけではなく、考えたいと思います。フィンランドでの学び、フィンランド留学体験、学校見学、フィンランドから日本に来て気づいたこと、学校、家庭学習などなど、について関心のある方はぜひお集りください。


その2

日時:2013年11月30日(土) 2時〜5時
場所:お茶の水女子大学 図書館キャリアカフェ
   (身分証明書などをご用意ください。)
提案 「フィンランドでの学び」 
提案1上條未央(ブリティッシュカウンシル) 「トウルク大学での大学院生活あれこれ」
提案2飯島菜津子(埼玉県立騎西特別支援学校)「はじめてのフィンランドの学校訪問」
提案3末森咲(お茶の水女子大学生)「久しぶりにタンペレ大学を訪ねて」
   他
報告 笹島茂(埼玉医科大学)「フィンランドのCLILについて雑感」

参加する方は、セキュリティの関係で事前にご連絡をお願いします。

笹島茂 sasajima@saitama-med.ac.jp


2013年6月1日土曜日

フィンランドの言語(英語)教育についてゆる〜く考える会1

フィンランドの言語(英語)教育についてゆる〜く考える会

フィンランドの教育について関心がもたれています。そこでこの会では、フィンランドの教育、主に言語(英語)教育について、情報交換し、交流を深め、より深く理解しようと考えています。学術的ではありませんのでご了承ください。フィンランドにゆかりのある方、フィンランドに興味のある方などなど、どなたでもけっこうです。ご参加をお待ちしています。関心のある方は下記にご連絡ください。

笹島茂 sasajima@saitama-med.ac.jp

第1回 
日時:2013年6月1日(土) 2時〜5時
場所:お茶の水女子大学 図書館キャリアカフェ


提案 「フィンランドの言語教育は日本とどう違うか?」 

提案者 笹島さん

参加者:末森さん、浜地さん、小嶋さん、草薙さん、小林さん、深谷さん、今坂さん

みなさんでフィンランドの話をしましょう。

〜 今回の笹島さんの提案の要旨 〜

1.私とフィンランドとの出会い

1992年頃 高校でのロータリー留学生受け入れ
1996年  AILA参加
2007年頃 フィンランド訪問(小池先生の科研費研究:CEFR調査)
その後毎年のように訪れる。

2.フィンランドの教育

・1970年代までは伝統的な教育
・1980年代から、基本的なカリキュラムを決めて、
 各学校独自の工夫を優先、オープンな形に移行
・カリキュラム内容は、ほぼPISAが目指す内容と一致
・教育の分権化の流れは1990年代の不況により多少の懸念があり、
 1994年のコアカリキュラムの制定、 
 1999年の教育法の制定
・フィンランドは学力の統一したスタンダードを定めたり、テストをしない
・テストや評価は、学校や教師に任せる。地域の多様性を生かした教育
・小学校も中高の教師も3年(学部)+2年(修士)(300ETCS単位以上)
・博士課程に進む教師も多い
・共通テストに依存しない教育がPISA評価につながっている
・落ちこぼれを作らない教育
・教師の質が高い(養成、地位、信頼、イニシャティブ、支援など)
・教師は、生徒を支援する(学び、問題解決、思考、責任、協調など)
・ひとり一人の生徒の成長
・学校による差のない教育
・家庭は子供の安全安定を評価
・コアカリキュラムの改訂が始まる

3.フィンランドの言語教育(外国語(英語)教育)に関する話題

・フィンランド(スウェーデン)語はヨーロッパではメジャーな言語ではないという認識
・英語と文化間理解能力(ICC)が必要
・生涯学習としての言語教育
・背景となるCEFRの存在
・初等中等教育では、フィンランド語、スウェーデン語、英語の3言語の学習がふつう
・外国語学習は、社会文化状況を反映し、関係性や省察を通して、人の成長に寄与する
・協同学習の場としての学校というコンセプトに基づく教師教育、教員養成
・リサーチを基盤とした教員養成と外国語教育
・1970年代中頃より変わる外国語教育 → CLTの流れ
・1994年にコアカリキュラムを作成 2004年改訂 
・教師に教え方の自由を保証(ガイドブックの設定)
・国際的、社会的、教育的挑戦
・CEFR → The National Core Curriculum for Basic Education (2004)
・外国語指導 コミュニケーションの手段 + 文化
・Language Proficiency Scale ( 10段階)

・言語知識を学ぶ  →  言語使用を学ぶ
・書き言葉 →  話し言葉
・文法  →  実際のニーズに応じた能力
・訳  →  コミュニケーション
・教師中心  →  自律学習
・言語的技能  →  文化間コミュニケーション能力(ICC)

・授業に関してスタンダードを示さないが、ガイドラインは示す
・動機づけがなされる言語的な内容(実際の状況や経験に関連すること)
・言語材料を学習者同士で使い、読む・書くは宿題
・タスクと言語活動を効果的に利用する
・学校の活動と実社会の活動

・自己評価
・CEFR
・教師が評価方法を選ぶ

・教師教育

  • 教師は、コアカリキュラムを学校の実態に合うように工夫する
  • 教員養成
  • 60 ECTS (教職)
  • 25ECTS(CLIL、早期外国語学習など)
  • 300 ECTS(すべて)
・現職教員研修
・ELP (European Language Portfolio)


笹島さんの感想

この会は今回がはじめてでした。適当な人数の人が集まり、3時間かなりいろいろなことを語り合って、楽しいひと時でした。場所もオープンスペースの図書館の一角で雰囲気もとてもよかったです。フィンランドは小さな国ですが、私たちに多くのことを気づかせてくれると思いました。今回の輪をさらに広げていきたいですね。私は、今回言語教育の話題を提供しました。日本の英語教育の話にもなりました。私はこのような雑談が大好きです。雑談の中からいろいろな発見をしました。ありがとうございます。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

参加者感想

末森さん ー
フィンランドの言語教育だけでなく、日本の言語教育など様々な話題について意見を交換することができ、とても有意義な会でした。私がフィンランドに留学した際に得た経験を参加者の方に伝えることができ、嬉しかったです。また、自分の経験を振り返る良い機会にもなりました。フィンランドで私は貴重な経験をしてきたのだと改めて感じることができました。今後は日本の教育をより良くしていくためにフィンランドの教育をどのように参考とすべきか、という点について個人的には特に考えていきたいと思います。この会を通して、フィンランドの教育について自分の経験を伝えると共に、私自身もより学んでいきたい。

深谷さん ー
個人として感じていたフィンランドの教育に対する漠然とした思いを皆様と共有できたことが何よりの収穫でした。次回を楽しみにしております。